時代劇でお馴染みの梅毒、現在でも要注意!

梅毒は薬で治る
近年、20~30代を中心に梅毒にかかる人が増加しているを知っていますか?
1990年以降梅毒にかかる人はわずかでしたが、2010年を境に増加し続けています。

梅毒は、セックスやキスで人から人へと感染していく病気です。
早期発見&早期治療が一番の早道ですが、初期症状が軽いため見落とす人がほとんど。

「いきなり全身にぶつぶつが…」「口にしこりっぽいのがある」という症状が現れ始めたら危険信号です。

◆症状は3パターンで変わる

梅毒の菌が拡がるきっかけは、保菌者の粘膜や症状が出ている皮膚に触れたり、性行為したりすることで伝染していきます。
梅毒トレポネーマという細菌が体内へ侵入すると、数時間以内にリンパへ届き血流に乗って全身へと広がります。
梅毒には、1期~3期の期間によって異なる症状が出始めるのがポイント。

<1期>
陰部や肛門、口などの感染した場所にしこりや潰瘍ができ、周囲のリンパ節に腫れが出ることも。感染から3週間で症状が出始めます。

<2期>
2期は1期の症状が治まった数ヵ月に現れ始めるのが特徴的です。
手のひらや足の裏、全身に赤いぶつぶつが出ますがかゆみと痛みを感じないのがほとんど。
2期の症状がなくなった後も、菌は体内に残ったままです。

<3期>
3期は、2期の症状が治まった数年後に発症します。
柔らかいゴムのような腫瘍が身体中にでき、治療を行なわないと全身の臓器に障害が広がります。
鼻にゴム腫ができると陥没するケースがあることから、「鼻が落ちる」という表現が生まれた症状です。

◆油断は禁物!症状が消える=治ったわけじゃない

梅毒は数週間から数年後まで影響する性感染症。
一時的に症状が治ったからといえ完治はしておらず、菌は身体に残ったままです。
正しい治療法を受けずに放置していると、パートナーに移してしまうという危険性も。
梅毒は、抗菌薬を用いて治療でき1期であれば2~4週間、2期の症状であれば4~8週間ほど通院する必要があります。

薬を服用している間に症状が消え安心して自己判断で投薬をやめると、梅毒が再発する可能性が大いにあるため治療の際は、きちんと医師の指示に従いましょう。