性感染症とガンの関係

HPVについて

HPV(HumanPapillomaVirus)というウィルスは、身体の中に菌が残ったままだとガンになる可能性があります。
セックス経験者の女性が50歳までに1回はHPVに感染しているといわれています。
良性のものは性感染症でとどまりますが、悪性になると子宮頸ガンや陰茎ガンを発病し治療が手遅れになることも…。

赤ちゃんを身ごもる大切な性器を守るためには、ガンの要因になり得るHPVについてしっかりと把握しておきましょう。

◆尖圭コンジローマの症状

尖圭コンジローマとは、男女共に感染する性感染症のひとつです。
低リスク型のHPVに当たる感染症であり、再発することが多い病気。

男性と女性の性器に薄ピンク色、または茶色のカリフラワー状かおわんを伏せた形のようなイボができます。
性器であればどこにでも症状が現れます。

治療法は表面のイボを取り除くことしかできず、感染した人の約25%の人が3ヵ月以内に再発しています。
妊婦が症状を放置するとそのまま新生児に感染するので、妊婦検診は必ず受けるようにしましょう。

◆HPVが残ってガンになる

HPVに感染した約90%の人は、自己免疫力の力によってウィルスを消滅します。
しかしウィルスが残っていると、数年かけてゆっくりと癌へ変貌していくこともあり誰にでも発病する可能性があります。

ガン化する手前、前がん病変という初期の状態で発見できれば治療が可能です。
軽度~中程度であれば、そのまま正常な細胞戻ることが期待できますが高度レベルまで進行すると癌に発展する確率が高くなります。

子宮頸ガンの他にも膣ガンや肛門ガン、陰茎ガンなど性器に関わる癌ばかり。
性行為をする前には、コンドームの着用やパートナー同士で検査をして未然に予防するよう努めてください。